登山・トレイル・ウルトラマラソンその他色々
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携帯電話が普及した現在でも、無線機があると何かと使えます。
山岳部など数人で行く場合であっても、単独で行く場合であっても無線機があると非常に
便利です。
携帯電話だと、山域によっては電波が全く届かないところが結構あります。
北アルプスだと、稜線に出るとだいたい携帯電波がつながりますが
稜線の下や沢筋ではつながらない場所が多くあります。
しかし無線機だと、稜線まで出なくてもつながることが結構あります。
しかも、稜線や山頂ですと、関東周辺の無線が結構入ります。
こっちの電波が届くか試しに東京の方へ電波を送ったことがありましたがRS45と
相手方から報告を受けたことがあった。
RS45なら何かあった時、使うには十分です。
松本市や長野市への通信だと余裕で可能です。
たまにですが、太陽活動によりEスポが発生すると、ダクト伝播により数千km先へ
電波が到達することがあります。
昔、奥穂高岳山頂から北海道の十勝岳に登っている人と交信をしたことがある。
距離にして約900km。
これは特殊な条件が揃わないと無理ですが。
あと、最近の無線機にはGPSとAPRSのビーコン送信があるので雪崩対策・遭難対策で
正確な現在地を知らせることができます。
雪崩対策の場合は、各自がビーコンを発射できる無線機を持つ必要があります。
そうしないと、APRSのGPSデータを受信出来ないので。
また、万一の時には『EMERGENCY』モードでビーコンを送信することができます。
送信時間間隔を設定しておけば、ケガをして動くことが出来ず、話すことも出来ない場合
無線機が自動で緊急事態(位置情報)を送信し続けてくれます。
山の中腹や沢など、見通し範囲に受信者がいる可能性がない場合は受信してくれる可能性が低いためできるだけ稜線に近い所に移動すると確実です。
受信周波数は、緊急時の周波数より、通常の呼び出し周波数に合わせておくほうが
良いかもしれません。
呼び出し周波数のほうがコンタクトが多いため。
ちなみに、私のコールサインは【J**L*O】です。
一部伏字にしています。
もし、似たコールサインを聞いたら宜しくお願いします。
↓山用のmy無線機です。(バーテックススタンダードのVX-8D)
※最近では違法無線の摘発方法が変わったのか、無線機を無免許で持っているだけで
捕まります。←そういう人を見たことがある。
(昔は電波を発射しないと逮捕されなかったのですが・・・地域によって違うのかな?)
電波法には車の違反みたいに反則金制度がないので
違法行為をすると一発で前科者になります。