長距離の100kmマラソンやトレイルをやっている人には、意外なほど喫煙者が
いる。
もちろん、山に登る友人知人も結構みんなタバコを吸っている。
でも、タバコを吸うことで「しんどい」とか「きつい」と感じた
ことはない。
ずいぶん昔に、ある期間タバコをやめたことがあったが、いつもの
トレーニングのタイムが向上したとかそういったものはなかった。
唯一現れた現象は、食事の量が増えたこと。
食べる量が増えて太ったということくらいかな。
やめていたときには、気分転換ができないというか、疲れたときに
その状態が継続するような感覚があった。
そういうこともあって、半年くらいで再度喫煙開始。
タバコを久しぶりに吸ったときの感覚。
「いやー、美味い」って感じでタバコの美味しさに感動した。
今はもうやめる気もないかな。
でも最近では、禁煙というか嫌煙が凄くてタバコを吸う時には隠れるように
して吸っている。
タバコを吸うと肺がんになるって話だけど、どうなんだろう。
武田教授も、タバコの害悪説には反対意見を言ってるし・・・。
昔トレイルの時、体力的にもうダメだと思いリタイヤする前に
持参してたタバコを吸ったことがある。
しかし、吸ったら元気になって、完走したこともあった。
ただ、タバコを吸わない人からみたら、「偶然だよ、そんなの」
って言われそう。
あとアルコールだけど、私はとにかくビールが大好き。
でも、飲まなくても何ともない。
トレイルやウルトラマラソンの時には、1ヶ月ほど禁酒する。
なんで、禁酒するかというと
アルコールを飲むと、明らかに走力や持久力が落ちる。
冬の北アルプスに登るときは、少量のウィスキーを持っていく程度。
夏の北アルプスだと、気が向いたら山小屋でビールを買うこともあるけど
もうずいぶん長いこと買った記憶がない。
アルコールは好きなので、宴会や歓送迎会では結構飲むんだけど
飲んだあとは走力が落ちるというか、本来の体力や持久力が下がる
傾向がある。
アルコールで持久力が下がると書いたけど、一つ例外がある。
ずいぶん前だけど、野辺山高原の100kmマラソン。途中で走る気を無くして
缶ビールを飲んだことがある。
出た人なら分かると思うけど、橋を渡る手前の自動販売機。
そこで350mlの缶ビールを買って、橋の上にあるベンチで
一杯やったことがある。
丁度、私と同じように走る気を無くした、50過ぎと思われる方が一杯飲んでいた。
その方とおしゃべりしながら、一杯飲んだ。
でも、ビールを飲んだら急に元気になって、過去最高の12時間台で
完走することができた。
飲んだ後のペースは全区間で最も早く、ゴールまでほとんど止まることなく
行けた。なので、数百人をゴボウ抜きした形になった。
普段なら後半は時計とにらめっこで、歩いたり走ったりでグダグダなのに。
ん~そう考えるとビールが完全に悪いわけでもなさそうな感じが・・・
最近のある論文では、ちょっと酔った状態はスポーツにおいて最高の
パフォーマンスを生み出すとのこと、らしい。
という事は、ビール飲んだら直後に運動するといいのかな?(笑)
くつろぎながら飲むから悪いのかもね。
今度人体実験のために、普段走る山道トレーニングで、ビールを持参して
途中一杯やりながら走ってみよう!!!
楽しい人体実験になりそうだ。